TVアニメ版も大ヒットを記録し、コミックが累計2,500万部を突破した諫山創氏による人気漫画『進撃の巨人』(講談社刊)が実写映画化され、2015年に公開を予定していることが明らかになった。
実写映画化については、2011年12月8日に製作発表されいったん白紙となったものの企画自体は進んでおり、今回発足した新プロジェクトのもと製作が進められるという。監督には『のぼうの城』(2012年/監督)、『ガメラ 大怪獣空中決戦』(1995年/特技監督)をはじめとした『ガメラ』3部作、『ローレライ』(2005年/監督)、『巨神兵東京に現わる』(2012年/監督)などで知られる樋口真嗣氏を迎え、監督自身の出自であるアニメ的世界観や特撮技術が存分に活かされつつも、主人公たちの成長劇たるドラマ、痛快なアクションなどを描いていく。
また、脚本には連続ドラマ『ブラッディ・マンデイ』や映画『GANTS』(2011年)2部作などで脚本を執筆した渡辺雄介氏と、原作の諫山氏とも親交があるという映画評論家・町山智浩氏を起用。さらに諫山氏とは、脚本や登場するキャラクターたちのアイディアなど打ち合わせを重ねており、特撮、VFXのみならず日本映画における最高峰のスタッフのもと現在プリプロダクションが進められているという。
映画の公開は2015年を予定しており、2014年初夏より撮影がスタートする。
原作:諫山創(講談社「別冊少年マガジン」連載中)
製作:映画「進撃の巨人」製作委員会
配給:東宝株式会社
製作プロダクション:東宝映画
監督:樋口真嗣
脚本:渡辺雄介 町山智浩
キャスト:現在鋭意準備中
2014年 初夏撮影
2015年 公開予定