マイクロソフトは3日、北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)と提携し、「サンタ追跡サイト」を全世界で公開した。2013年の「サンタ追跡サイト」はタッチ機能に最適化され、タッチ操作でサンタの村を探検したり、ゲームを楽しんだりできる。

北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)の「サンタ追跡サイト」

「サンタ追跡サイト」は 50 年以上の歴史を持つクリスマスの定番サイトで、12月24日からNORADがサンタクロースの追跡を開始し、サンタの居場所を随時掲載していく。2013年は「例年より豪華な仕様」といい、毎日1タイトルずつミニゲームを公開したり、クリスマスの音楽を再生したり、サンタクロースの居場所の最新情報を閲覧できたりする。また、タッチ対応による直感操作で、「Internet Explorer 11搭載のタッチ対応のデバイスで最大限に楽しめる」とする。

同サイトのFAQによると、「サンタ追跡サイト」は、1955年に米小売業者シアーズ ・ローバック社が子供向けに「サンタへの直通電話」を開設した際、誤ってNORADの前身であるCONAD(中央防衛航空軍基地)の司令長官のホットライン番号を広告に掲載したことがきっかけ。子供から電話を受けた当時の司令官は、サンタの形跡をレーダーで確認し、サンタの現在位置情報を伝えたことで、サンタを追跡する伝統が生まれたと紹介している。