米Googleは3日(米国時間)、Googleトレンドをアップデートし、あいまいな検索語に対し適切なトピックス候補を提案する新機能をベータ版として追加した。当初は700,000以上の候補を用意する。

従来、例えばGoogleトレンドで「rice」を検索した場合、米国の大学「Rice University」か、食用の「rice」かを絞り込むには、ユーザー側でキーワードを特定させる作業が必要だった。

新機能では、「rice」と入力した場合、トピックス候補に「Rice University (University)」、「rice (Cereal)」といったように、同じ言葉でも異なる意味のキーワード候補が挙がり、手軽に適切な候補を選択しGoogleトレンドで表示できる。また、女優のGwyneth Paltrowを「Gweneth Paltrow」「Gwen Paltro」といったスペルミスで検索する場合など、同じ事を指すと思われる異なった検索語も、自動的に同一語としてみなすなどの改善を行っている。

この機能はベータ版として提供され、同社は順次フィードバックを募るとしている。

「miyazaki」で検索した場合、候補として「宮崎市(City in Japan)」や「宮崎駿(Film Director)」といった候補が現れる