ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は、11月29日(現地時間)より欧州、オーストラリア、ニュージーランドおよびラテンアメリカにて『PlayStation 4』(以下PS4/プレイステーション4)を発売し、12月1日時点で全世界の実売累計が210万台を突破したことを発表した。
『PS4』は、まず11月15日に米国およびカナダで発売され、24時間で100万台以上を実売。2000年に発売された『PlayStation 2』を上回る好スタートを記録していた。それに続いて29日に欧州、オーストラリア、ニュージーランドおよびラテンアメリカで販売され、実売は12月1日の時点で70万台を突破。全世界の実売はトータルで210万台以上となった。『PlayStation 3』は200万台まで約2カ月を要しており、『PS4』の実売はそれを大幅に上回るペースで推移している。
この結果を受けて、SCEの代表取締役社長兼グループCEOであるアンドリュー・ハウス氏は、「『PS4』は北米においてプレイステーション史上最高のスタートを切ることができました。そしてこの勢いは欧州、オーストラリア、ニュージーランド、ラテンアメリカでの発売後もとどまるところを知りません」と自信を覗かせ、「引き続き全世界で『PS4』への旺盛な需要が見込まれており、供給が追いつかない状況ですが、年末に向けてより多くのユーザーの皆さまに『PS4』をお届けできるよう尽力してまいります」と話している。
『PS4』は、現在世界32カ国で販売されており、2014年2月22日に日本発売を控えている。