京成電鉄と東京メトロは、訪日外国人旅行者向けの「KEISEI SKYLINER&METROPASS」を、12月から台湾・香港でも購入可能としたことを発表した。

京成電鉄「スカイライナー」(AE形)

同きっぷは、片道または往復のスカイライナー券(乗車券付)と、東京メトロ全線に乗降り自由な1日乗車券または2日乗車券のセット。現在、国内では空港第2ビル駅・成田空港駅のスカイライナー券発売窓口、成田空港ターミナルビル1階の乗車券販売カウンターで発売されている。国外では韓国の旅行会社「旅行博士」でも販売されているが、販売窓口を台湾と香港にも拡大し、外国人旅行者のさらなる利便性向上を図るという。

新設される発売場所は、台湾の旅行会社「LION TRAVEL」と香港の旅行会社「JAL Satellite Travel」。「LION TRAVEL」は12月3日から、「JAL Satellite Travel」は12月24日から、それぞれ取扱いを開始する。これらの旅行会社では、きっぷ自体の販売は行わず、購入日から3カ月間有効な引換券を発売。購入者は来日後、指定引換箇所(国内販売窓口)にて、「KEISEI SKYLINER&METROPASS」と引き換える必要がある。

発売額は、スカイライナー片道と東京メトロ1日券のセットが通常より510円お得な2,600円、スカイライナー往復と東京メトロ1日券のセットは通常より1,010円お得な4,500円など。海外での発売の際は、価格を現地通貨に換算した上で現地通貨で販売する。