東芝は3日、最大容量1.6TBのSSD「PX03SNシリーズ」のサンプル出荷を12月末に開始すると発表した。インタフェースはSAS 12Gb/sで、19nm MLC NANDを採用している。読み出し専用のエンタープライズ向け製品となる。

PX03SNシリーズ

容量のラインナップは200GB/400GB/800GB/1.6TB。64KiBシーケンシャルリード性能は、800GB以下の製品で1,100 MiB/s、1.6TBの製品で1,060 MiB/sに達する。以下ラインナップ共通で、64KiBシーケンシャルライトが380 MiB/s、4KiBランダムリードが130,000 IOPS、4KiBランダムライトが26,000 IOPS。

1日あたりのデータ書き換え容量の上限であるDWPDがドライブ容量の1倍であるため、読み出し専用となる。なお、個人向けに量販店などで販売される予定はないという。