シグマは、同社の一部レンズとニコン製デジタル一眼レフカメラ「Df」を組み合わせた際に、手ブレ補正機構やAFが正常に動作しないことがあると発表した。
この現象はニコン「D5300」に対応したファームウェアにアップデートされていないニコン製カメラ用交換レンズで発生するという。また、「8mm F3.5 EX DG CIRCULAR FISHEYE」などのモーターを搭載しない交換レンズも対象となる。対象となる製品は下記の7製品。
- 8mm F3.5 EX DG CIRCULAR FISHEYE
- 15mm F2.8 EX DG DIAGONAL FISHEYE
- 20mm F1.8 EX DG ASPHERICAL RF
- 24mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
- 28mm F1.8 EX DG ASPHERICAL MACRO
- MACRO 50mm F2.8 EX DG
- MACRO 70mm F2.8 EX DG
対象製品については、カスタマーサポートにて12月4日から無償アップデートの対応を行う。生産を終了した製品に関しては、カスタマーサポートへの問い合わせを呼びかけている。今後出荷される製品については、「D5300 compatible」「D5300, Df compatible」「Df compatible」のシールが貼られるとのことだ。なお、「SIGMA USB DOCK」とUSB DOCK対応製品を持っている場合は、「SIGMA Optimization Pro」上でアップデートを行うことが可能となっている。
ニコン「Df」は11月28日に発売されたデジタル一眼レフカメラ。36×23.9mmサイズのニコンFXフォーマットCMOSセンサー、いわゆるフルサイズセンサーを搭載しつつも、コンパクト・軽量ボディを実現しているモデルだ。