健康食品メーカーのサン・クロレラはこのほど、「食生活に関する意識調査」の結果を公表した。同調査は、全国の20代から60代の男女を対象に、11月12日から13日にかけてインターネット調査で実施。1,030人から有効回答を得た。
朝食は年代が上がるにつれて摂る傾向
「普段食事を摂る頻度はどれぐらいか」それぞれの食事について聞いた。「朝食を摂るのは週に3回以下」と回答したのは20代が20.4%、30代は22.3%と若年層が多かった。一方、50代は8.3%、60代は4.9%となり、年代が上がるにつれて朝食を摂る傾向にあることがわかった。
「日々の食事に求めるもの、満足しているもの」について聞いた。"求めるもの"の1位は「味」、2位「健康的」、3位「価格」となった。一方、"満足しているもの"の1位は「味」、2位「量」、3位「健康的」となり、3位の「健康的」では、"求めているもの"では55.9%だが、"満足しているもの"では34.5%にとどまり、両者の間にギャップがある結果となった。
「日々の食事で不足している、摂りすぎていると思うものは何か?」と聞いた。"不足しているもの"の1位は「野菜」、2位は「食物繊維」となった。また、"摂りすぎていると感じているもの"は、1位が「塩分」、2位「糖質」、3位「炭水化物」となった。
バランスのよい食事、意識はしても実践できず
「バランスのよい食事を摂るために意識していることと、できていること」を聞いた。"意識していること"の1位は「野菜を多く摂るようにしている」が63.4%で、2位「外食を控えている」(30.8%)の2倍以上となった。"できていること"との比較では、「野菜を多く摂る」が35.8%となり、"意識はしているが実践できていないこと"と言えそうだとしている。
「日々バランスのよい食事を摂ることができているか? 摂れていない場合は、その理由」を聞いた。「摂れている」と意識している人は、年代が上がるに従って多くなる傾向が見られた。また、「摂れていない理由」は、20代の1位が「お金がない」で、30代~60代の1位は「気にしすぎたらなにも食べられない」と、意識の違いがあらわれた。さらに、「摂れている」と答えた男性が30.7%だったのに対し、女性は25.4%となった。
同調査の詳細は、同社研究サイト「こちら調査室」で閲覧することができる。