ゼネラルモーターズ・ジャパンはこのほど、アメリカを象徴するスポーツカー「シボレー カマロ」の改良モデルを発表し、2014年1月11日に販売開始すると発表した。新しい「カマロ」は初代モデルをほうふつとさせる攻撃的なデザインとなっている。

「シボレー カマロ」

「シボレー カマロ」は1967年に初代モデルが発売されて以来、つねにアメリカを象徴するスポーツカーの代表として絶大な人気を誇ってきた。2002年にいったん生産中止となったが、2009年にオリジナルモデルのイメージを再現した迫力あるボディスタイルと最新のパワートレインを備えて復活。米国では2010年から2012年まで3年連続で、パフォーマンスカーの中ではベストセラーになっている。

今回、5世代目の現行「カマロ」にとって初の大幅な改良が施された。フロントはバンパー下の開口部を大きく広くデザインし、エンジンの冷却性を上げるとともに空気抵抗を低減。両サイドには特徴的なプロジェクタータイプのフォグランプを配置し、ボンネット上に新しい形状のエアスクープを追加した。リアのデザインは一新され、テールランプはLEDを組み込んだ新しい形状になっている。

価格は3.6リットルのV6エンジンを搭載した「シボレー カマロ LT RS」が455万円、6.2リットルのV8エンジンを搭載した「シボレー カマロ SS RS」が565万円、「シボレー カマロ コンバーチブル」が530万円となっている。