「東京五輪決定の瞬間」が全国平均で過半数を占めた

補聴器等の医療機器や音響計測器等の製造販売を手掛けるリオンは28日、2013年「心に残った音調査」報告書を発表した。同調査は11月中旬にインターネット上で実施。20歳以上の男性500名、女性500名から回答を得た。対象とした音は、注意喚起音、自然音、歓声、人工音、機械音、ニュース報道の一部(声)、テレビ番組やテレビCMの効果音。

心に残った音の1位は「2020年東京五輪決定の瞬間」

調査の結果、2013年心に残った音の第1位は「2020年東京五輪決定の瞬間」の51.3%となった。以下、「日本シリーズ最終戦9回に田中投手が登場した時のスタジアムの歓声」(33.9%)、「大型台風などによる暴風雨の音」(31.5%)と続いた。

4位は「群衆に呼びかけるDJポリスの声」(29.7%)。10位となった「サッカーワールドカップ出場を決定づけた本田選手PKゴールの瞬間」(8.8%)を抑え、繁華街で盛り上がる群集を巧みな話術で誘導した警察官の声が印象に残ったとする人のほうが多かった。

5位は「伊勢神宮と出雲大社の遷宮の儀式における荘厳な音(ね)」(22.6%)。6位は視聴率40%超えを記録した「大ヒットの銀行ドラマで、主人公を叱責するために机をたたく音」(21.9%)となった。