文藝春秋は11月29日、経済産業省監修の書籍「ホワイト企業 女性が本当に安心して働ける会社」を発売した。価格は1,200円(税別)。
ホワイト企業で働く女性のスケジュールも公開
経済産業省は、「残業は原則禁止」「家族が一緒に暮らせるよう転勤を配慮」「出産してもキャリアアップできる」など、女性が働きやすく活躍しやすい「ホワイト企業」の存在を知ってもらうため、優良企業を選定する試み「ダイバーシティ経営企業100選」を始めている。
同書は、大企業から中小企業まで同省が選んだ「ホワイト企業」25社を紹介。解説するのは、「ダイバーシティ経営企業100選」を担当し、自らも四女の母である同省の女性室長。女性目線・子育てをする母親目線で「今まで誰も教えてくれなかった、正しい会社の選び方」について解説する。
紹介する企業は、資生堂・サントリー・日産・りそな・NTTデータなど。また、同書内には、「ホワイトな働き方」を実践している女性社員8人も登場し、結婚、出産、家事、育児と仕事との両立方法を、24時間スケジュールとともに公開している。
また、同書では今後、日本の経済、社会はどう変化するか、その中で、女性が活躍できる業界、職種はどこか、大学ではどの学部を選ぶべきかについても言及。「ホワイト企業」へ就職する方法や、会社の中でどのような働き方をするべきかについても記されている。