R9270X-DC2-2GD5

ASUSTeK Computerは29日、AMD Radeon R9 270Xを搭載するグラフィックスカード「R9270X-DC2-2GD5」を発売した。価格はオープンで、店頭予想価格は26,000円前後。

ヒートパイプそのものをGPUに密着させた「DirectCU II」クーラーを搭載。GPUの熱を大型の放熱フィンに伝導し、デュアルファンで効率よく冷却する。リファレンス設計のクーラーと比較した場合、冷却効果が最高20%向上しているという。

マザーボードの電源回路にも使用される「DIGI+ VRM」電源回路により、安定した電力供給を行う。オーバークロックよる高負荷時においても高い安定性を保ち、電流ノイズも最大30%低減している。各種部品の素材には、オリジナルの「Super Alloy Power」を採用した。その中でも、高密度精製したチョークコイルは最高温度が35度と低く、「コイル泣き」が発生しない。

主な仕様は、ストリームプロセッサ数が1,280基、ベースコアクロックが1,000MHz、ブーストコアクロックが1,050MHz、メモリクロックが5,600MHz、メモリが256bit接続のGDDR5 2GB、PCとの接続バスインタフェースがPCI Express 3.0 x16。映像出力インタフェースはHDMI×1、DVI-I×1、DVI-D×1、DisplayPort×1。補助電源コネクタは6ピン×2。ハードウェアモニタ機能とオーバークロック設定機能を搭載した、GPU-Zベースの高機能ソフト「GPU Tweak」が付属する。本体サイズは約W272×D133×H40mm。