マイボイスコムは全国の男女を対象に、「プライベートブランド商品」に関してインターネット調査を実施した。調査は11月1日~5日にかけて行われ、1万1,807件の有効回答を得た。
女性の方が認知度・高
最初に、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどが独自のブランドで企画・販売しているプライベートブランド商品(以下PB商品)の銘柄の認知率を調査した。すると、「トップバリュ」(87.4%)が最も多く、以下「セブンプレミアム」(63.5%)、「コープ商品」(43.4%)が続いた。いずれの銘柄も認知率は女性の方が高くなっている。
次に、どれくらいの頻度でPB商品を購入するか尋ねたところ、34.7%が週1回以上購入していると回答した。「月に2~3回」「それ以下」が各2割で、女性の方が利用頻度が高くなっている。また、直近1年間に最もよく購入したPB商品について聞くと、「トップバリュ」が42.4%、「セブンプレミアム」が15.2%、「コープ商品」が6.4%となった。
よく買うカテゴリ1位は「お菓子・チルドデザート」
よく買うカテゴリーについて聞くと、「お菓子、チルドデザート」(33.5%)が最も多く、「パン類」(30.0%)がそれに続いた。「袋めん・カップめん、即席スープ・みそ汁など」「レトルト食品、料理の素」「冷凍食品」などが各2割で多くなっている。「お菓子、チルドデザート」は女性若年層、「調味料、たれ・ソース類、油など」は女性高年代層で多い。
PB商品のイメージについて尋ねたところ、圧倒的に多かったのが「価格が割安である」(78.8%)だった。以下、「品質が良い」「シンプル」「種類が豊富」などが2割弱続く。プラスのイメージが多いが、中には「安っぽい」(10.1%)、「品質がよくない」(5.8%)といったマイナスイメージの回答もあった。