ラトックシステムは28日、スマートフォンやタブレット端末の充電機能を搭載したWi-Fi USBリーダ「REX-WIFIUSB2」を発表した。ホワイトとブラックの2色を用意。12月下旬より発売し、価格はオープン。

「REX-WIFIUSB2」(ホワイト)

「REX-WIFIUSB2-BK」(ブラック)

背面

バッテリを内蔵したWi-Fi USBリーダ。2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応し、USB 2.0ポート×2基を搭載。iOS用/Android用/kindle fire用のアプリ「WiDrawer」を使うことで、各種の端末から、本機のUSBポートに接続したUSBメモリなどにアクセスできる。2TBまでのUSB HDDも利用でき、USBストレージの対応フォーマットはFAT16 / FAT32 / exFAT / NTFS。USB-microSDメモリーカード変換アダプタが付属し、64GBのmicroSDXCメモリーカードまで動作確認済み。最大アクセス台数は5台で、電波範囲は50m(見通し)、セキュリティはWPA / WPA / WPA&WPA2。

対応ファイル形式は、iOSの場合、オーディオがmp3 / aac / m4a / wav / aiff、ビデオがmp4 / mov / m4v、写真がjpg / tif / gif / bmp / png、ドキュメントがtext / excel / word / power point / pdf / keynote / numbers / pages。

Androidの場合、オーディオがmp3、ビデオがmp4、写真がjpg / png、ドキュメントがtext / excel / word / power point / pdf。

内蔵バッテリ容量は5,200mAhで、本機からスマートフォンなどの充電が可能。USBポートは2.1Aと1Aの出力に分かれている。内蔵バッテリの充電はUSBから行う。また、本体にはACプラグが一体化されているので、そのまま家庭用コンセントに挿して急速充電できる。使用時間の目安は約15時間。

さらに有線LANポートを搭載しており、ポケットWi-Fiルータ/Wi-Fiブリッジとしても使える。ただしPPPoE機能は搭載していないため、PPPoEが必要となるプロバイダーでは、ルータとしては利用できない。

本体サイズは約W82×D82×H28mm、重量は約195g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.6以降、Android 2.3以降、iOS 4以降。