バッファロー、IEEE802.11ac対応で「親制御」機能付きの無線LANルータ

バッファローは27日、低年齢の子供が利用するインターネットを管理する「ペアレンタルコントロール機能」を搭載した、IEEE802.11ac対応の無線LAN(Wi-Fi)ルータを2シリーズ4モデル発表した。12月中旬より発売する。価格は19,845円より。

WZR-1750DHP2シリーズ

「WZR-1750DHP2」は、ペアレンタルコントロール機能を搭載する無線LANルータ。価格は23,205円。深夜以降の時間帯などで使用を制限でき、端末ごとの制限で「大人用PCは無制限」といった設定も可能。そのほか、有害サイトへのアクセスをブロックする「Webフィルタリング機能」、シマンテック製の「Norton Connect Safe」などを採用することで、信頼性を高めている。

5GHz帯のIEEE802.11ac/n/aと、2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nの同時使用に対応し、通信速度は最大で1,300Mbps(理論値、IEEE801.11ac時)。子機側の位置や距離を判別して電波を適切に届ける「ビームフォーミング機能」に対応する。また、無線LAN中継機としての機能も搭載する。アンテナ数は5GHz×3本(送信×3、受信×3)、2.4GHz×3本(送信×3、受信×3)。効率よくデータ通信を行うため、通信の優先順位を設定する「アドバンスドQoS」機能を搭載。

設定面では、スマートフォンだけでインターネット回線の初期設定が行えるAOSS2に対応。SSIDや暗号化キーの変更といった高度な設定もスマートフォンから行える。

インタフェースはGigabit Ethernet対応の有線LANポート×4基とWANポート×1基を搭載。実効スループット値はghCPで939Mbps、PPPoEで916Mbps。USB 3.0×1ポート、USB 2.0×1ポートを備え、HDDを接続することで簡易NASとしても利用できる。

セキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(AES)、WPA/WPA2 mixed PSK(TKIP/AES mixed)、WEP(128bit/64bit)。Any接続拒否やMACアクセス制限も利用可能(最大登録台数:64台)。本体サイズはW34×D183×H212mm、重量は約580g。対応OSはWindows XP / Vista / 7 / 8 / 8.1、Mac OS X 10.5～10.8、Android 2.2以降、iOS 5以降。

「WZR-1750DHP2/E」は、親機に設定された「WZR-1750DHP2」と、中継機・子機に設定された「WZR-1750DHP2」の2台セットモデル。価格は43,890円。中継機・子機は、設定を変えて親機として利用することも可能。

WZR-1166DHP2シリーズ

「WZR-1166DHP2」は、5GHz帯のIEEE802.11ac/n/aと2.4GHz帯のIEEE802.11b/g/nに対応するモデル。価格は19,845円。通信速度は最大で866Mbps(理論値、IEEE801.11ac時)。アンテナ数は5GHz×2本(送信×2、受信×2)、2.4GHz×2本(送信×2、受信×2)。USB 3.0ポート×1基を搭載する。本体サイズはW34×D183×H212mm、重量は約590g。そのほかの仕様は「WZR-1750DHP2」とほぼ共通。

「WZR-1166DHP2/E」は、親機に設定された「WZR-1166DHP2」と、中継機・子機に設定された「WZR-1166DHP2」の2台セットモデル。価格は37,170円。中継機・子機の設定を変えることで、親機としての利用も可能。