ProjectM、PCIeじゃなくてPCIスロット用のUSB 3.0インタフェースカード

アユートは27日、元PCパーツショップ店員M氏が企画するブランド「ProjectM」から、PCIスロット用のインタフェースカード「PCI接続USB 3.0 4ポート増設カード」(PCI-4PUSB3)を発表した。11月29日より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は5,480円。

外部USB 3.0ポート×4基を備えたインタフェースカードで、「PCIスロット」用なのが特徴。PCI Expressスロットを持たない古いPCでも、PCIスロットが余っていればUSB 3.0ポートを増設できる。ロープロファイルに対応し、電源にはSATA7pinまたはミニ4pinを使う。なお、USBコネクタの配置が基板に対して垂直なので、PCIスロットのすき間として12mm以上が必要となる。

コントローラチップはNECの「D720201」、ブリッジチップはPericomの「PI7C9X」。実効スループットはPCIバスの速度に制約を受けるが、USB 2.0よりは速くなるとしている。本体サイズはW133×D121×H21mm、重量は182g。対応OSはWindows 7 /8で、製品パッケージにはWindows XPとWindows Vistaの記載があるが、サポート外となる。