マイボイスコムは26日、「プライベートブランド商品(以下、PB商品)」に関するインターネット調査の結果を発表した。それによると、PB商品の認知度は「トップバリュ」が87.4%で最も高かった。
同調査は、2013年11月1日~5日の期間に行われ、10代以上の男女1万1,807人から有効回答を得た。
PB商品とは、スーパーやコンビニ、ドラッグストアなどが独自のブランドで企画・販売している商品。最初にPB商品の認知度を調べたところ、イオングループの「トップバリュ」が87.4%で最多。以下、セブン&アイ・ホールディングスの「セブンプレミアム」が63.5%、生協の「コープ商品」が43.4%、ローソンの「ローソンセレクト」が35.6%と続いた。いずれの銘柄も認知率は女性の方が高かったという。
PB商品購入頻度について見ると、「週1回以上」が34.7%でトップ。次いで、「週に1回」「月に2~3回」「それ(月に1回)以下」が各2割となった。利用頻度は女性や40代で高かったほか、「コープ商品」「みなさまのお墨付き」「バリューライン」「グッデイ」それぞれの最頻購入者では、週1回以上利用者が各半数前後を占め、他の層より多かった。
直近1年間に購入したPB商品は、「トップバリュ」が最も多く69.1%。以下、「セブンプレミアム」が38.3%、「ローソンセレクト」「コープ商品」「CGC」が各2割弱で続いた。「コープ商品」は女性が男性を約14ポイント上回り、「ローソンセレクト」「ファミリーマートコレクション」は若年層で多かった。
直近1年間に最もよく購入したPB商品についても、「トップバリュ」が42.4%で1位。次いで、「セブンプレミアム」が15.2%、「コープ商品」が6.4%となった。また、最頻購入PB商品について『満足』の比率を見たところ、「みなさまのお墨付き」「コープ商品」「セブンプレミアム」の最頻購入者で高かった。
PB商品をよく買うカテゴリーを尋ねると、「お菓子、チルドデザート」の33.5%と「パン類」の30.0%が上位2位にランクイン。以下、「袋めん・カップめん、即席スープ・みそ汁など」「レトルト食品、料理の素」「冷凍食品」「調味料、たれ・ソース類、油など」「乳製品」「飲料(アルコール類以外)」が各2割前後で続いた。
PB商品のイメージについては、「価格が割安である」が78.8%でトップ。以下、「品質が良い」「シンプル」「種類が豊富」「消費者視点で開発されている」「信頼できる」といったプラスイメージが1~2割で続いた。一方、マイナスイメージの中では「安っぽい」が1割程度となった。また、「コープ商品」最頻購入者では、「品質が良い」「信頼できる」「安全性に配慮している」などの意見が他の層より多かった。