映画『エンダーのゲーム』の日本語吹替版声優に逢坂良太、佐藤聡美、白石涼子といった日本のアニメ界で活躍している声優たちが抜擢されたことが明らかになった。
同作は、アニメ大国日本の多くのクリエイターや声優などに影響を与え、その深淵な世界観やスケールの大きさから、長年にわたり映像化不可能と言われてきた作品。宇宙戦争を"終わらせる使命"を背負って生まれた少年戦士エンダーの挫折と成長を描いたヒューマン・ドラマだ。
そんな日本と親和性の高い作品でもある同作の日本語吹替版制作にはCM制作や外国映画の日本語版制作を手がける東北新社と声優事務所の青二プロダクションが協力。エンダー役には「ダイヤのA」沢村栄純役や「進撃の巨人」マルコ役で知られる逢坂良太が、エンダーと共に戦う射撃の天才少女ぺトラ役には「けいおん!」田井中律役の佐藤聡美が、エンダーの心の拠り所である姉ヴァレンタイン役には「ハヤテのごとく!」綾崎ハヤテ役、「SKET DANCE」ヒメコ白石涼子役の白石涼子が名を連ねる。さらに、バトル・スクールでエンダーの友人となるビーン役には「ルパン三世」峰不二子役の沢城みゆき、アーライ役には「電脳コイル」イサコ役の桑島法子が。そのほか、ハリソン・フォードが演じるエンダーを極限まで追いこむ指導官グラッフ大佐役には磯部勉、ベン・キングズレー演じるメイザー役には麦人と、ベテラン声優達が屋台骨を支えている。
映画『エンダーのゲーム』は、2014年1月18日より全国公開。