クロス・マーケティングは26日、1都3県(東京都・千葉県・埼玉県・神奈川県)および地方に在住する20~69歳の男女を対象に実施した「年末年始休暇に関する調査」の結果を発表した。それによると、全体の63%が理想の休暇を過ごすためにお金の不足を感じていることがわかった。
同調査は、2013年10月31日~11月4日の期間にインターネット上で行われ、1都3県在住の500人、および地方在住の600人から有効回答を得た。なお、今回の調査では東北地方と九州地方の在住者を地方在住として定義している(北海道・沖縄県を除く)。
理想の年末年始の過ごし方について尋ねたところ、全体では「自宅で過ごす(家族や親戚と)」が47.4%でトップ。以下、「国内旅行(宿泊を伴う)」が15.1%、「帰省先で過ごす(家族や親戚と)」が9.9%、「海外旅行」が9.6%と続いた。
理想の過ごし方と実際に行う予定が異なる人に、理想の年末年始を過ごすために不足しているものを聞くと、「お金」が63%で最も多く、次が「休暇の長さ」の33%となった。
年末年始を一緒に過ごす予定の人は、「配偶者」が57%で最多。次いで、「自宅、もしくは配偶者の親」が46%、「子ども」が44%となり、家族と一緒に過ごす人が多かった。
また、年始休暇の一番の楽しみを質問したところ、20代男性の4人に1人が「ひとつも楽しみはない」と回答した。