アイ・オー・データ機器は26日、LANケーブルから電力供給を受けるコンセントレスの21.5型液晶ディスプレイ「LCD-AD221PEB」を発表した。出荷予定は12月上旬。価格はオープン。店頭予想価格は47,800円前後。
シスコシステムズ社の次世代PoE技術「UPoE(Universal Power over Ethernet)」に対応した、21.5型液晶ディスプレイ。電力をLANケーブルから取得するため、ACコンセントへの接続が不要で、電源の位置やレイアウトを気にせずディスプレイを配置できる。
また、目に疲労などを与えると懸念されているブルーライトを、液晶ディスプレイ本体で最大60%低減する「ブルーリダクション」を採用するほか、消費電力を確認しながら輝度を設定できる「ECOステップ」機能、離席時に輝度を落とす「エコ番人」機能も搭載する。
主な仕様は、画面サイズが21.5型ワイド、バックライトがLED、画面が非光沢、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下160度/左右170度、応答速度が5ms。
映像入力インタフェースはHDCP対応DVI-DとD-Subの2系統で、1W+1Wのステレオスピーカーを内蔵する。スタンドのチルト角は上20度、VESAマウント100mmに対応。消費電力は最大25W。電源はUPoEまたはPoE+(RJ-45コネクタ)で、カテゴリ5e以上のLANケーブルに対応。また、POEまたはPoE+対応のインジェクターが別途必要となる。
本体サイズはW507×D178×H390mm、質量は3.5kg。