歌手の泉谷しげるが、大みそかに行われる『第64回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 12月31日19:15~23:45)に初出場することが決まったことを受け25日、オフィシャルブログを通じ心境をつづった。
泉谷は「年末『紅白』大作戦!?」と題し、「いやはや紅白出場にゃ~こっちがオドロイタわい!(笑)なにもオイラを出すこたぁねーと思うンだがねぇ!」と驚きを隠せない様子。「『NHK紅白歌合戦』ってオイラ40年くらいマトモに見てないかな…」と明かしつつ、「なのに昨年の紅白をひさしぶりに拝見したのは美輪明宏さんが『ヨイトマケの歌』をノーカットで歌うからで、放送禁止歌を生放送するNHKにも興味しんしんだったな」と振り返った。
泉谷は、今年8月に企画アルバム『昭和の歌よ、ありがとう』をリリース。昭和を愛する泉谷が、大竹しのぶ、カルメン・マキ、クミコ、佐々木秀実、手嶌葵、中村中、夏川りみ、夏木マリ、森高千里、八代亜紀といった10人の女性歌手と組み、昭和の名曲をデュエットでカバーした。ブログでは、「年明けても美輪明宏さんの表現力はオイラの中に影響与えつづけ、企画アルバム『昭和の歌よ、ありがとう』に「ヨイトマケの唄」を絶対入れるンだ! と、なったンだよ!」と同曲を採用した理由がつづられている。
また、「オイラはアーティスト参加だけでなく、アルバム全体を仕切る勝手プロデューサーになることを宣言して(笑)アルバム企画書にオイラはNHK紅白歌合戦を引用し~美輪さんが表現した『ヨイトマケ…』の時代を超える"歌力"を文章化して周りをソノ気にさせて来たワケさ!」とも明かし、「そのオイラが今年紅白歌合戦に出る事に成るとは…ナンの冗談かと思ったぜマッタク! まぁ行けたら行く~と云うことで(笑)」と冗談を交える。
12月30日には同アルバムのライブを控えていることから、「もう、こーなったら紅白だろがライブで着てる普段着で2日間通したる!(笑)」と意気込み、この日のブログを「40年間年末・年始は仕事しない主義だったのに…な」と締めくくった。