スマートフォンの急激な普及がよく話題になるが、フィーチャーフォンもまだまだ健在だ。そこで、選択肢のひとつとして、「通話はフィーチャーフォン、Web閲覧やアプリはタブレット端末」という使い方を紹介したい。
「スマートフォンは電池のもちが悪い」と感じている人は多いだろう。さまざまな省エネ機能・アプリなども出ているが、劇的に駆動時間を延長することはできない。フィーチャーフォン時代に比べ充電の回数が増えたという人も多いと思う。そもそもスマートフォンは電話だ。「イザというバッテリー切れ……」これでは困るのだ。
一方、フィーチャーフォンは待ち受け時間は長いがスマートフォンほど快適にWeb閲覧やSNSなどのアプリを利用することはできない。そこで「通話はフィーチャーフォンで。Web閲覧やアプリ利用はタブレット」という選択肢だ。
タブレットは、そのボディサイズにあわせて大容量のバッテリーを搭載しているので、スマートフォンより駆動時間が長いものが多い。加えて、スマートフォンより大きな画面でWeb閲覧やアプリを利用することができるのだ。
またタブレットは数多くの製品が提供されており、特にAndroid OSを搭載したタブレットにはリーズナブルな物が多い。「データ通信はWi-Fi(無線LAN)環境で使えれば良い」と割り切れば2万円内で買える7インチAndroidタブレットもいくつかある。AmazonのKindle FireシリーズやHP(ヒューレッドパッカード)のSlate7などがその代表格だ。これらの製品は最新のハイスペックモデルではないが、Webブラウジングやメールチェック、SNSや電子書籍アプリなど問題なく利用することができる。また、タブレットにBluetoothキーボードを接続してパソコンのように利用できるという利点もあるのだ。
電話としての信頼性が高いフィーチャーフォンとバッテリーを気にせず大画面でWebやアプリが使えるタブレットの組み合わせ。2つの機器を持ち運ばなくてはならいが、多くのメリットがある使い方だ。本稿を読んで興味を持った人はチャレンジしてみてはいかがだろうか?
(記事提供:AndroWire編集部)