三井住友銀行はこのたび、共立メンテナンスと提携し、学生寮、社員寮、ワンルームマンション(以下まとめて「対象施設」)を融資対象とする提携ローン(以下同商品)の取扱いを開始した。

同商品は、5月30日にニュースリリースした「介護施設提携ローン」と同様に、ストラクチャードファイナンスのノウハウを活用した提携ローンであり、対象施設に対する融資の推進を企図しているという。

同商品は、土地の有効利用を希望する顧客(以下オーナー)、共立メンテナンス、同行の三者が、対象施設の建設、対象施設の運営、建設資金の融資などの役割をそれぞれ分担して協力する点に特長があるという。具体的には、同行からの借入によりオーナーが建設した対象施設を、共立メンテナンスが一括して賃借した上で、対象施設におけるサービスを提供するというものであり、同行は同商品により、市場への対象施設の新規供給をサポートするとしている。