オールアバウトが運営するマーケティング・チャネル「生活トレンド研究所」は、1都3県在住の20~59歳の男女を対象に、「未来の健康」に関する調査を実施した。調査は10月31日~11月6日にかけて行われ、898名から有効回答を得た。
現在は健康でも健康に自信なしは30%
最初に、現在の健康状態について尋ねたところ、「健康である」(非常に健康である、まあ健康である、どちらかというと健康であるの合算)と回答した人は80.1%だった。しかし、現在健康であると回答した人に、自分の健康に自信があるかどうかと聞くと、30.8%が「ない」(あまりない、ないの合算)と回答した。
現在健康であると回答した人に、「5年後」「20年後」の健康について聞いたところ、52.6%が「5年後の健康」に不安であると回答。さらに、76.3%が「20年後の健康」が不安であると回答した。また、「将来かかりそうな病気を予期しているか」という設問では、全体の61.2%が「している」と回答している。
26%は将来の健康不安へ予防策
5年後、20年後の健康が不安であると回答した人に、予防策をとっているかを聞いたところ、25.5%が「している」と回答した。また、将来自分がかかるかもしれない病気を一部発見可能な「遺伝子検査」について受けてみたいか尋ねると、24.2%が「受けたい」と回答。更に39.6%が「興味がある」とも答えている。