米Amazonが開発している次世代Kindle Paperwhiteのプロトタイプを確認したという米TechCrunchのレポートが話題になっている。それによると次世代PaperwhiteはデザインがKindle Fire HDXに近いものになり、よりピクセル密度の高いE Inkディスプレイを搭載する。リリース時期は2014年の第2四半期前半だという。
現行のKindle Paperwhiteはベゼルにディスプレイがはめ込まれたようなデザインで、一昔前のノートPCのようにディスプレイとベゼルの間に段差がある。次世代Paperwhiteのプロトタイプは表面全体がマットなガラスのようなもので覆われていて、Kindle Fire HDXと同じようにエッジまでフラットだという。またKindle Fire HDXで採用された背面の電源ボタンを備え、そして長辺のエッジがボタンのようになっていて、握るような操作でページを繰れるという。
ディスプレイはE InkのIce Wine(コードネーム)を採用する。現行機種の212ppiのピクセル密度が300ppiに向上し、現在E Inkディスプレイを採用した電子書籍リーダーで最もピクセル密度が高いKobo Aura HD (265ppi)を上回る。プロトタイプは環境光センサーを搭載しており、画面の明るさの自動調節機能を利用できるという。