高梨臨、運命の出会いを求め「本屋で人にぶつかろうかな」

映画『すべては君に逢えたから』の公開記念舞台あいさつが23日、東京・丸の内ピカデリーで行なわれ、キャストの玉木宏、高梨臨らが出席した。

全国公開中の同作は、クリスマス直前の東京駅を舞台に、10人の男女の恋愛や家族愛を描くラブストーリー。最悪の出会いにも関わらず惹かれ合う男女、絆が試される遠距離恋愛、49年前に果たされなかった約束の結末など、6つのストーリーが交錯する。

舞台あいさつには、玉木、高梨のほか、キャストの木村文乃、東出昌大、時任三郎、大塚寧々、山崎竜太郎、倍賞千恵子と本木克英監督が出席。運命の出会いをテーマに演じた玉木は、「よく顔を合わせていて自然に会話が生まれるような、日常的な場所で出会いたい」と自身が思う運命について語り、相手役の高梨も「運命ってたくさんあると思う。運命を見逃さないで、良い出会いがあれば」と笑顔を見せた。

また、クリスマスの過ごし方を聞かれた高梨は、「毎年1人で何もしないけど、出会いがあればと思ってる」と吐露しつつ、「ぶつかった拍子で持っていた本が入れ替わって……という出会いの映画を観たので、本屋さんに行って人にぶつかろうかな」とニヤリ。一方、東出が「予定も相手もいないけど、結婚して子どもと一緒に過ごしたい」と打ち明けると、玉木は「ロングランをお願いして、この映画を見に行きます」ととぼけて笑いを誘っていた。