ソフトブレーン・フィールドは11月9日に、20代~80代の男女4,271人(女性2,594人、男性1,677人)を対象に、インフルエンザ予防意識の実態について実施した。
3割が予防接種を受けたことがない
まず、これまでインフルエンザにかかった回数について質問したところ、最も多かったのは罹患(りかん)経験がない「0回」だった。女性は43.45%が、男性は39.77%がインフルエンザにかかった経験がないと結果している。5回以上インフルエンザにかかったと回答した割合は女性は7.05%、男性は14.19%だった。
次に、これまでインフルエンザの予防接種を受けたことがあるかを聞くと、一番多かったのは「5回以上受けたことがある」(女性39.94%、男性45.38%)だった。次に多いのは「0回」(女性31.77%、男性30.11%)で予防接種を受けたことがないと答えた人は、男女ともに3割を占めた。
また、今年はインフルエンザの予防接種を受けるかどうかについては、女性33.77%、男性35.78%が「既に受けた・受ける予定」と回答。受けないと答えた人は、女性50.23%、男性47.76%と半数近くを占めた。
予防行動、男性の13.30%は「特にない」
インフルエンザを予防するために行っていることでは、全体で「手洗い・うがいをする」(女性82.61%、男性77.34%)が最多となった。男女で大きく差が開いたのは、「マスクをする」「人ごみを避ける」「部屋の湿度を保つ」「こまめに換気する」などの予防行動で、いずれも女性が男性を上回る結果になった。
予防行動を「特にない」と回答した人は女性では8.44%、男性では13.30%であり、その理由を聞いたところ、「しなくてもかからない」など、これまでインフルエンザに罹患したことがない人や、「かかる時はかかる」と割り切っている回答が多かった。その他、「面倒だから」「予防の仕方が分からないから」といった回答も寄せられた。