ゼミ生とロッテ社員の集合写真

ロッテは10月23日、同社が協力している早稲田大学商学部授業の一環として、早稲田大学商学部・恩蔵直人教授のゼミナール3年生による「ロッテのブランド育成課題解決策について」のプレゼンテーションを本社で行った。

学生ならではの目線を取り入れたプレゼンを展開

同社では2011年より、早大商学部でロッテ寄附講座を開始。マーケティング統括部の社員を派遣し、企業活動の最前線にいる人間から、ブランド論について学生にレクチャーしている。

今回のプレゼンテーションでは、同講座を受講した恩蔵ゼミの3年生を対象に、同社の「ACUO」、「ガーナ」、「のど飴」、「チョコパイ」ブランドから目標を出題。これを達成するための施策を考え、各チーム15分で発表してもらった。

審査項目は、与えられた課題への回答の度合い、プレゼンパフォーマンス、裏付け、最終計画のオリジナリティの4つで、プレゼンテーションの結果、チョコパイチームが最優秀賞に選ばれたという。恩蔵ゼミ学生は今回のプレゼンテーションについて、「学生ならではの新鮮さや目線を伝えることが目標だったので、社員から好印象のコメントをもらいうれしく思っている」とコメント。

また、同社では「恩蔵ゼミ学生にとってはブランド育成をより実践的に考える機会となり、ロッテにとっては自由で新鮮な発想と表現に触れることができた。双方にとって実りある内容になった」とまとめ、学生からの提案をもとに、実現に向けて社内で検討しているとのこと。