米Qualcommは20日(現地時間)、次世代のモバイル向けSoC「Snapdragon 805」を発表した。クワッドコア(4コア)で動作クロックは最大2.5GHz。4K映像の出力に対応したほか、内蔵GPUの性能を最大40%向上した。

Snapdragon 805

同社によると、Snapdragon 805はシステムレベルで4K映像のキャプチャと再生、表示に対応した初のモバイル向けプロセッサであるという。新CPUコアの名称は「Krait 450」で、新GPUコアの名称は「Adreno 420」。

最大25.6GB/sのメモリバンド幅や、HEVC (H.265)のハードウェアデコード機能をサポートする。また、イメージプロセッサとしての性能については、1GPixel/s(ギガピクセル/秒)のスループットに対応する。

同社はSnapdragon 805のサンプル出荷を開始しており、2014年前半に搭載デバイスが登場する見込みであるとしている。