電子情報技術産業協会(JEITA)は21日、2013年10月のPC国内出荷実績を発表した。全体の出荷台数は前年比119.9%の96.3万台。法人向け市場におけるWindows XPの買い替え需要が引き続き好調で、出荷金額も前年比123.9%と二桁成長を記録した。
タイプ別の内訳は、デスクトップPCが前年比131.2%の29.6万台、ノートPCが同115.6%の66.7万台だった。全体の出荷台数においてノートPCの比率は69.3%を占めた。
全体の出荷金額は前年比123.9%の768億円。そのうち、デスクトップPCは同136.1%の236億円、ノートPCが同119.2%の532億円だった。
デスクトップPCを「オールインワン」と「単体」に細分化した数字をみると、オールインワンの出荷台数が前年比85.8%の11.2万台であるのに対し、単体が同194.2%の18.3万台と絶好調。デスクトップ単体の出荷金額は前年比204.5%の110億円と2倍を超える伸びをみせている。
この統計の参加企業は、アップルジャパン、NEC、オンキヨー、セイコーエプソン、ソニー、東芝、パナソニック、日立製作所、富士通、ユニットコム、レノボ・ジャパンの計11社。