日本ヒューレット・パッカードは21日、タブレット部分とキーボード部分を分離合体できる11.6型ハイブリッドPC「Pavilion11 x2」シリーズを発表した。12月上旬から発売し、店頭予想価格は90,000円前後、BTO対応の直販モデルは標準構成で59,850円。
量販店モデル(店頭モデル)の主な仕様は、CPUがIntel Pentium N3510(2.0GHz)、メモリがDDR3L-1333 4GB、ストレージが128GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。光学ドライブは搭載しない。OSはWindows 8 64bit版。
11.6型の液晶ディスプレイはIPSパネルを採用し、解像度は1,366×768ドット、タッチ操作に対応する。バッテリ駆動時間は、タブレット部のみで約7時間、キーボードドックと合体させた状態で約10時間。
タブレット部の主なインタフェースは、約200万画素Webカメラ×2(イン/アウト)、IEEE802.11b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、microSDメモリーカードスロット、マイク入力、ヘッドホン/ライン出力。センサー類として、加速度センサー、ジャイロスコープ、デジタルコンパス、周辺光センサーを備える。キーボードドック部の主なインタフェースは、SDメモリーカードスロット、HDMI、USB 3.0×1、USB 2.0×1、マイク入力およびヘッドホン/ライン出力コンボポート。
本体サイズ/重量は、タブレット部がW303×D193×H12mm/約790g、タブレット部+キーボードドックのクラムシェル型ノートPCスタイルではW303×D206×H25mm/約1.55kg。
直販モデルの主な標準構成スペックは、CPUがIntel Celeron N2910(1.60GHz)、メモリがDDR3L-1066 2GB、ストレージが64GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics(CPU内蔵)。光学ドライブは搭載しない。OSはWindows 8 64bit版。バッテリ駆動時間はタブレット部のみで約7時間30分、タブレット部+キーボードドックで約10時間30分。それ以外は量販店モデルとほぼ共通。