女性の活躍に関する各意見についてどう思うか

ソニー生命保険は、20歳~69歳の女性1,000名を対象に「女性の活躍に関する調査」を実施した。調査期間は10月25日~28日。

7割が「女性の活躍」で経済は活性化すると思うと回答

「女性の就業機会の拡大を推進すべきだと思う」に「そう思う」(「非常にそう思う」+「ややそう思う」)と回答した人は75.4%だった。また、「女性の職場での活躍により経済は活性化すると思う」が71.5%だったことから、多くの女性が活躍の場が広がることを望み、女性の活躍が経済に良いインパクトを与えられると考えていることがわかる。

また、女性リーダーについて聞いたところ「民間企業の役員の一定比率を女性にする『クオータ制』を推進すべきだと思う」は45.2%。「今後、企業では女性リーダー・管理職は増えると思う」は65.3%と、6割半が今後、企業の女性リーダーが増えると予想している。

ワークスタイルに関しても聞いたところ、「コワーキングやコラボワークといった新しい働き方は女性の活躍の場を広げると思う」に対し「そう思う」(「非常にそう思う」+「ややそう思う」)と答えた人は61.0%。新しい働き方が女性の活躍の場を広げると考えられている様子がうかがえた。

ワーキングママの強みは「ママ視点」

ワーキングママ(働く母親)に関する各意見についてどう思うか

働きながら子育てをするママを指す「ワーキングママ」についての意識を聞いたところ、「仕事と育児は両立が困難だと思う」が73.3%だった。一方、「働く母親は時間の使い方が上手だと思う」では、75.3%の人が「そう思う」(「非常にそう思う」+「ややそう思う」)と回答。仕事以外にも家事や育児に時間を割かなければならないワーキングママが、仕事と育児を上手く両立させるポイントは、時間の使い方にあることが考えられる。

「"ママ視点"で商品・サービスを考えられるのは働く母親の強みだと思う」に対し「そう思う」(「非常にそう思う」+「ややそう思う」)と回答した人は77.1%。また、「働く母親が活躍しているような企業の商品・サービスは良さそうに感じる」は62.9%。「働く母親が活躍している企業を応援したいと思う」は74.2%と、ワーキングママの視点は強みになると考えられており、ワーキングママが活躍する企業やその商品・サービスは女性から高い支持を得ていることがうかがえた。

60代女性の約半数が、夢や目標、計画をもっている

人生において、夢や目標、計画をもっているか

人生において、夢や目標、計画をもっているか聞いたところ、3人に1人(34.2%)が夢や目標、計画を「もっている」と回答。具体的な内容として、「宇宙旅行」や「一攫千金」などスケールの大きな目標をあげた人のほか、「独立起業」や「歌を歌い続けること」など、仕事や趣味に関すること、「健康」や「元気」というワードもあった。

夢や目標、計画を「もっている」とした割り合いを年代別にみると、60代では全体を11.8ポイント上回る46.0%に達している。同社ではこの結果について「夢や目標をもつのに年齢は関係ない、ということの証明ではないか」とコメント。「健康で、夢や目標をしっかりもち、いくつになっても"イキイキ"と活躍する、そんな女性が世の中をますます盛り上げてくれるのではないか」と分析している。