本田技研工業は20日の東京モーターショー(プレスデー)にて、「N」シリーズの第4弾モデルとなるハイトワゴンクラスの新型軽乗用車「N-WGN(エヌ ワゴン)」と、「N-WGN Custom(エヌ ワゴン カスタム)」を22日に発売すると発表した。
「N-WGN」は、大人4人がくつろげる快適な室内空間や充実の安全装備に加え、新開発エンジンとCVTによるスムーズでストレスのない走りと、NA・2WD(FF)車で29.2km/リットル(JC08モード)という低燃費を実現。軽量性と高剛性を両立したボディと専用サスペンションにより、高速道路でも安定した走行性能と優れた静粛性を兼ね備える。
室内においては、長距離運転でも疲れにくいシートと、ゆったりとしたサイズのドアアームレストなどを採用して快適性を高めたほか、リア空間のアレンジを可能にするリアシートスライド機構(前後200mm)も採用。後席の下には、傘や靴などを収納できるトレイが装備され、カーゴスペースはセンタータンクレイアウトの採用と290mmの深さを持つアンダーボックスの活用により、アレンジ可能な積載空間を確保している。
安全装備においては、急ブレーキ時にハザードランプを自動的に高速点滅させて後続車へ注意を促すESS(エマージェンシーストップシグナル)や、VSA(車両挙動安定化制御システム)、HSA(ヒルスタートアシスト機能)を全タイプに標準装備。シティブレーキアクティブシステム、サイドカーテンエアバッグシステム、前席用i-サイドエアバッグシステムをタイプ別に設定しているとのこと。