モテる女性とモテない女性。その違いは、外見面だけではなく、思考にも及びます。そこで今回は、非モテ女特有の思考をご紹介します。
白馬の王子様を待っている
モテる女性とモテない女性は、恋愛そのものの考え方が違います。モテる女性は恋愛をカジュアルにとらえているため、「付き合ってみて、ダメなら別れればいいか」と言う考えを持っていたり、「ちょっと気に入ったから、アタックして付き合ってみた! 」と言う感じだったりします。
しかし非モテ女性の場合は恋愛を大切にし過ぎているため、「白馬の王子様」を待っている状態です。そのため、それ以外の男性は背景になってしまい、出会いが極端に減ってしまいます。そんな彼女たちは、思春期の頃のように「好きな人とじゃないと付き合う意味がない」「妥協とかしても幸せになれない」「男だって本当に好きな女だったら、簡単に手に手を出したりなんてしないよ」と言う発言がアラサーになっても多いのが特徴です。
マナーと媚びを履き違え
社会人になって上司に言われたのが、「見た目をきれいにすることもマナーの1つ」ということ。
私はある会社の支店にいたのですが、お客様の対応はほどんと私が行っていたので、メイクや髪型、服装にも気を使っていました。ある日、得意先の男性から「今度、片瀬さんも含めて合コンしませんか」と言われたので、友人を集めて合コンをしました。その中に、非モテ系の女性も参加していました。
彼女は仕事帰りなのにスッピンで寝ぐせのまま……。「今日お休みだったの? 」と1人の男性が聞くと、「え? 仕事だったけど?? 」とあっけらかんとした様子。すると続けて彼女はこう言いました。
「職場に媚びる必要なんてないでしょ」。
男性陣は開いた口がふさがらない様子でした。当然、その日の彼女に連絡先を交換しようと持ちかけた男性は1人もいませんでした。
彼氏が欲しいのに消極的
よく女性は、「彼氏がほしい」と言います。しかし、モテる女性と非モテ女性の大きな違いは、その後にあります。例えば「今度、合コンあるんだけどどう? 」という誘いに対して、モテる女性は「うん、行く! 」とフットワークが軽いのですが、非モテ女性の場合は「えー、でも合コンなんてイイ男こないから、お金と時間の無駄なんだよねー」と言い、出会いの場が提供されても出ていこうとしません。
ここでの大きな違いというのは、合コンで"出会い"を見つけようと思うか、彼氏を作ろうと思うかです。モテる女性は、合コンでたとえいい男性がいなかったとしても、そこで男性とのコネクションを作り、その友達でいい人がいないかをチェックしています。
無駄毛の処理をしていない。
以前、夏場に処理をしていない女性に出会ったことがあります。同じ女でももう気になってしまって……。ある意味、自分を貫いているのかもしれませんが、先ほども書いたように、これも1つのマナーではないでしょうか。
男性は、女性の柔らかな肌やツルツルした肌触りに理想を持っているため、処理を怠るのは、モテの観点から言えばNGです。
何かのせいにするのが上手
例えば「彼氏ができないのは、女子大だったから」「男は背が低い女子が好きだから、背の高い私は彼氏ができない」と何かのせいにして、自分に男ができない本当の理由をみようとしない。また逆に、痩せればモテるようになる、ちゃんと化粧すればかわいくなれると思っているけれど、結局のところそれを実行しようとしない女性が多いです。
コンプレックスは誰もが持っています。しかし、それがモテない全ての原因になるのではなく、自分にとって自分らしい魅力になる部分をもっと見つけることがモテる女性になれるポイントです。
著者プロフィール
片瀬萩乃
恋愛作家
常に相談者の立場に立った前向きなコメントに「恋愛の楽しさを思い出した! 」「自分の気持ちに自信が持てた! 」と多くの女性からアツい支持を得ている。著書に、シリーズ合計20万部突破した『モテ本! 』『モテ本! ハイパー』『モテ本ビジュアル強化BOOK』(以上、大和書房)、『終わらない恋をするための恋愛のルール』『喜ばせハンドブック』(以上、中経出版)、『永遠に彼が夢中になる恋愛のルール』(二見書房)、新刊に『しあわせのはじまりは、ときめきから』(学研)がある。 オフィシャルサイト「恋結‐コイムスビ‐」、オフィシャルブログ「today+」も展開中。