ライフメディアは20日、同社が運営するインターネット調査サイト「ライフメディア」にて実施した「お歳暮に関する調査」の結果を発表した。それによると、今年お歳暮を贈る予定がある人は39.9%で、贈る件数は「2件」が最多となった。
同調査は、2013年11月6日~10日の期間に行われ、20歳以上の既婚男女1,000人から有効回答を得た。
まず、今年お歳暮を贈る予定があるかと聞いたところ、39.9%が「贈る予定がある」と回答。一方、「贈る予定はない」は44.4%、「検討中」は15.7%だった。「贈る予定がある」と答えた割合を年代別に見ると、20代では21.5%にとどまったのに対し、60代以上では半数以上の52.5%を占め、年代が上がるにつれて割合が増えていることがわかった。
今年お歳暮を贈る予定があると答えた人に、贈る件数を尋ねると、「2件」が31.1%でトップ。以下、「4~6件」が23.1%、「3件」が22.3%、「1件」が16.0%、「7件以上」が7.5%と続いた。年代別に見た場合、60代以上のみで「4~6件」が最も多く41.0%に上った。
贈る相手については、「両親・義理の両親」が58.1%で最多。次いで、「親戚」が37.6%、「兄弟姉妹・義理の兄弟姉妹」が27.8%、「友人」が18.8%、「上司」が11.0%、「取引先」が10.5%となった。
贈り物の購入先としては、「デパート」が最も多く46.6%。以下、「インターネット通販」が27.1%、「スーパー」が25.8%、「専門店」が14.3%、「カタログ通販」が11.0%と続いた。
贈る予定の品物について質問したところ、1位は「ハム・ソーセージ」の27.8%、2位は「菓子類」の26.8%、3位は「産直などの魚介類」の22.1%、4位は「コーヒー、紅茶、お茶」の19.0%、5位は「ビール」の15.3%、6位は「プレミアムビール」の14.3%となった。なお、5位の「ビール」と6位の「プレミアムビール」を合わせると29.6%となり、1位の「ハム・ソーセージ」を上回った。
お歳暮でどのようなものを贈られると嬉しいかと聞くと、最も多かったのは「商品券」で44.1%。以下、「ハム・ソーセージ」が38.4%、「プレミアムビール」が27.1%、「菓子類」が27.0%、「カタログギフト」が26.2%、「ビール」が24.9%と続いた。
このほか、お歳暮にまつわるエピソードとして、「震災で津波被害を受けた親戚から、宮城の名産が送られてきた時は嬉しかった。親戚もさることながら、被災地も復興していってるんだな、もっと応援したいなという気持ちになれた」(千葉県:30代女性)、「子どもの頃は誰からもお歳暮が届かなかったので、お歳暮という習慣をずっと知らなかった」(神奈川県:30代女性)などが寄せられた。