人気アニメ『機動戦士ガンダム』のOVA最新作であり最終章となる『機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」』が、2014年5月17日より劇場公開されることが明らかになった。
今回も6月6日のDVD&Blu-ray発売に先がけて、5月17日より約4週間にわたってイベント上映を実施。今回は全国35館での上映となる。Blu-rayはこれまで同様、イベント上映期間中に限定先行発売される「劇場限定版」と、6月6日に発売される「初回限定版」と「通常版」の3種類を展開。「劇場限定版」は「特製シナリオ&生フィルムセット」となり、限定20,000セットが上映館で販売される。価格は11,000円。
そして、この「劇場限定版」と6月6日から発売される「初回限定版」には、本編DISC(本編90分+映像特典30分)のほかに、『episode EX「百年の孤独」完全版』と題した福井晴敏氏の構成による宇宙世紀ダイジェスト、新規メイキング&インタビュー映像などを収録した特典DISCが同梱される。さらに『episode EX「百年の孤独」完全版』シナリオ、宇宙世紀ガンダムトリビュートイラスト、episode 7原画、16P特製ブックレット、カトキハジメ描き下ろし「フルアーマー・ユニコーンガンダム」特製スリーブと、これまで同様、豪華特典仕様となっている。
なお、今回の発表にあわせて公式サイトも更新。「MS/MECHANIC LIST」では「フルアーマー・ユニコーンガンダム」(デストロイモード)、「ユニコーンガンダム2号機 バンシィ・ノルン」(デストロイモード)、「クシャトリヤ・リペアード」と3機のモビルスーツ(MS)のビジュアルが公開。さらに公式サイト、およびバンダイチャンネルの公式Youtubeでは「機動戦士ガンダムUC episode 7 特報1」が公開され、これらMSとともにノーマルスーツを着るフル・フロンタルの姿が明らかになっている。
機動戦士ガンダムUC episode 7 特報1
『機動戦士ガンダムUC』は、映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』(1988年作)から3年後の世界を描いた福井晴敏の小説をアニメ化した作品。舞台は宇宙世紀0096年の工業コロニー「インダストリアル7」から始まり、少年バナージ・リンクスの成長と純白のモビルスーツ「ユニコーンガンダム」の出会い、そして禁忌の箱「ラプラス」をめぐる宇宙規模の戦争が描かれる。
episode 7「虹の彼方に」は、本シリーズの事件の始まりの地でもある「インダストリアル7」の「メガラニカ」が舞台。ビスト財団当主代行のマーサ・ビスト・カーバインは、財団権益を保持すべく、地球連邦政府中枢を担う移民問題評議会議長ローナン・マーセナスと、甥のアルベルト・ビストを伴ってシャイアン基地に直行し、事態の始末を図ろうとする。 一方、『箱』を奪取せんと先行したフル・フロンタルを追い、インダストリアル7に急ぐ主人公バナージ・リンクスの前にMS「バンシィ・ノルン」を駆るリディと、アンジェロのローゼン・ズールが立ち塞がる。『箱』の守人、サイアムが待つ「メガラニカ」に到達する者は果たして――2010年に公開されたepisode 1「ユニコーンの日」から描かれてきた物語が、いよいよ最終局面を迎える。
なお、『機動戦士ガンダムUC episode 7「虹の彼方に」』の前売り券第1弾となる数量限定プラモデル付き前売券(HGUC 1/144 フルアーマー・ユニコーンガンダム(ユニコーンモード)劇場限定パールクリア Ver.)が、12月7日より上映予定劇場で発売がスタートする。
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