ソフトバンクグループで自然エネルギー事業などを展開するSBエナジーと三井物産は19日、熊本県荒尾市と福岡県大牟田市に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設し、共同で発電事業に参画すると発表した。ともに2014年1月からの着工を予定しており、2014年度末頃の運転開始を目指すという。
熊本県荒尾市の「ソフトバンク熊本荒尾ソーラーパーク」は、日本コークス工業が所有する熊本県荒尾市大島の土地(約27.8ヘクタール)に設置。最大出力規模は約2万2,400キロワット(約22.4メガワット)、年間予想発電量は約2,189万6,000キロワット時(一般家庭約6,000世帯分の年間電力消費量に相当)を計画している。運営は、SBエナジーと三井物産が設立する「熊本荒尾ソーラーパーク」が行う。
福岡県大牟田市の「ソフトバンク大牟田三池港ソーラーパーク」は、日本コークス工業が所有する福岡県大牟田市四山町の土地(約22ヘクタール)に設置。大出力規模は約1万9,600キロワット(約19.6メガワット)、年間予想発電量は約2,005万キロワット時(一般家庭約5,570世帯分の年間電力消費量に相当)を計画している。運営は、SBエナジーと三井物産が設立する「大牟田三池港ソーラーパーク」が行う。
SBエナジーと三井物産は、今後も自然エネルギーの普及・拡大を目指し、メガソーラーをはじめとする自然エネルギー発電所の建設と運営を推進するとしている。