子役の鈴木福が、映画『ウォーキング with ダイナソー』(12月20日公開)で吹き替え声優を務めることが19日、明らかになった。

映画『ウォーキング with ダイナソー』の吹替声優に挑む鈴木福

本作は、お笑いコンビ・とんねるずの木梨憲武が10年ぶりの声優に挑む作品。7,000万年前のアラスカを舞台に、一頭のパリキノサウルスの成長を追いながら、恐竜たちが生きた太古の地球を描いた。鈴木は、今年の夏に福井県恐竜博物館を訪れ、化石発掘を体験するほど大の恐竜好き。本作の存在を知り、自ら応援団代表となる「ダイナソーこども大使」に立候補し、10月28日に行われた製作会見で就任した。

報道陣を前に「2013年は僕にとっての恐竜イヤーです!」と公言していた鈴木。以来、本作と恐竜の魅力を子どもから大人まで幅広い世代に伝えるために、PR活動に励んだ。これまで以上に恐竜に魅了され、さらに知識を深めようと熱心に活動する姿が配給会社スタッフの胸を打ち、吹き替え声優としての出演をオファー。鈴木は、本編中に登場する恐竜たちの生態や特徴を紹介するナレーションを担当する。

鈴木は、「"ダイナソーこども大使"として、『ウォーキング with ダイナソー』の応援をするだけでなく、吹き替え声優にも挑戦することになりました」と報告。「映画会社の人にいろいろ質問したり、教えてもらっていると『映画に出てみる?』と聞かれました。『絶対でたい!』と答えたら、映画の中に登場する恐竜の特徴をナレーションで説明する役をもらうことができました」と振り返り、「みんなに、映画館で直接恐竜の素晴らしさを伝えることができることになって本当にうれしいです!」と喜びを語った。