夜景観光コンベンション・ビューローのイルミネーションアワード実行委員会は、冬のクリスマスシーズンに先駆け、11月18日に「全国イルミネーションランキング」を発表した。
同ランキングは2013年3月、全国4,000名の夜景鑑賞士(夜景鑑賞士検定の有資格者)を対象に行った「実際に行ってみて良かった冬期イルミネーションアンケート」の得票数によって決定した。イルミネーションの多様化を考慮し、「総合エンタテインメント部門」と「イルミネーション部門」の2部門で構成している。
総合は長崎県、イルミネーションは三重県
「総合エンタテインメント部門」1位は、ハウステンボス「光の王国」(長崎県)だった。2012年より最新3Dプロジェクションマッピングや光のイベントを数多く取り入れており、夜景鑑賞士の満足度も高いようだ。2位は東京ドイツ村 ウィンターイルミネーション(千葉県)と、江ノ島 湘南の宝石(神奈川県)が同票だった。
「イルミネーション部門」で1位となったのは、なばなの里「冬華の競演」(三重県)。最新の技術や大規模な演出に注目が集まり、夜景鑑賞士も「日本のイルミネーションに対する価値観を大きく変えた」と評価している。2位はあしかがフラワーパーク「光の花の庭」(栃木県)、3位は神戸ルミナリエ(兵庫県)だった。
総合エンタテインメント部門、イルミネーション部門とも、北海道から九州まで様々なスポットが票を集めた。同ランキングは、11月25日発売の『夜景評論家 丸々もとお総監修 イルミネーションぴあ2014年度版』(ぴあ刊)に掲載される。