Googleは15日、台風30号により大きな被害を受けたフィリピンの衛星写真を、災害情報マップで公開した。災害情報マップを開き、サイト右側の「Satellite Imagery」と撮影時期にチェックを入れることで、11月10日から11月15日まで撮影された写真を閲覧できる。また、地図上のドロップダウンメニューから「Satellite」(航空写真)を選択すると、被災以前(2006年9月)に撮影された写真も確認できる。
台風30号によるフィリピンの犠牲者は19日時点で4,000人に上り、日本から派遣され支援活動を行う自衛隊員は過去最大規模となる1,180人となる。この災害に関し、Googleではパーソンファインダー「Typhoon Yolanda」(Yolandaは台風30号のフィリピン領域名)を提供しているほか、アップルでは「iTunes Store」にて500円から20,000円までの金額で赤十字社への寄付を受け付けている。また、Yahoo! JAPANはユーザーからの募金額と同じ額をYahoo! JAPANからも寄付する「【寄付が2倍】フィリピン台風支援募金」を展開している。