日産自動車は19日、マイナーチェンジした「GT-R」の14年モデルを12月2日に発売するとともに、ファクトリーチューンを施した「GT-R NISMO」を2014年2月末に発売すると発表した。
GT-Rの14年モデルは、新しいサスペンションセッティングによって実現したステアリング修正の少ない高水準の安定性と、優れた路面追従性がもたらす上質な乗り心地が特徴とのこと。エクステリアとインテリアには高級感が加えられ、照射範囲拡大と視認性向上を果たしたLEDヘッドランプのほか、新デザインの高効率LEDポジションランプやリヤコンビランプ(LED)を採用。ボディカラーは、新色「ゴールドフレークレッドパール」を含めた全7色を設定している。価格は905万1,000円~1,011万1,500円。
GT-R NISMOは、NISMOによるファクトリーチューンを施した、NISMOシリーズのフラッグシップモデル。モータースポーツ活動から学んだ数多くの技術を、空力性能、サスペンション、パワートレインなどに採り入れ、日常走行でもスポーツ走行でも通用するパフォーマンスを両立させたとのこと。エクステリアには、空気抵抗への影響を最小化しながら路面追従性を向上させるエアロパッケージ、インテリアには、人間工学的に基づいて造形されたRECARO製NISMO専用カーボンバックバケットシートが採用されている。価格は1,501万5,000円。