マイボイスコムは19日、「外食に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は、2013年10月1日~5日の期間にインターネット上で行われ、1万2,128人から有効回答を得た。

まず、外食する頻度を尋ねたところ、昼食に外食する人は86.7%(「月に1回程度」から「ほとんど毎日」の合計)で、このうち「月1回以上」は65.7%、「週1回以上」は29.5%。一方、夕食に外食する人は87.3%だった。外食する頻度は、男性や20代、関東などで高くなっていたという。

外食1回当たりの支出額を聞くと、昼食では、「900~1,000円未満」の18.4%、「700~800円未満」の16.0%が上位2位に入った。以下、「500~600円未満」が14.6%、「1,000~1,200円未満」が12.6%、「600~700円未満」が12.1%と続いた。

昼の外食、1回当たりの支出額

夕食では、「1,000~1,200円未満」が19.0%で最多。次いで、「900~1,000円未満」が12.4%、「1,400~1,600円未満」が9.9%、「1,200~1,400円未満」が9.6%となった。2009年、2011年調査と比べると、支出額は低い傾向となり、特に男性や若年層、外食頻度が多い人で支出額が低くなっていた。

夜の外食、1回当たりの支出額

外食で利用する店を調べたところ、昼食では、「ファミリーレストラン」「ハンバーガー店」「ラーメン店」「そば・うどん店(立ち食いは含まない)」が各3~4割で上位にランクイン。男性20代以下や女性30代以下は「ハンバーガー店」、男性30代以上は「ラーメン店」、女性40代以上は「ファミリーレストラン」が最も多かった。また、外食頻度が週4~5回以上の人では「定食屋」「牛丼店」「会社や学校の食堂」などの割合が高かった。

夕食では、「ファミリーレストラン」「回転すし店」が各4割強で上位2位、次いで「和食料理店」「焼肉店」「居酒屋」が各3割弱となった。「イタリアンレストラン」は女性が男性を約14ポイント上回ったほか、男性40代以下や女性30代以下では「ファミリーレストラン」、男性50代以上や女性40代は「回転すし店」、女性50代以上は「和食料理店」が1位を獲得。また、外食頻度が週4~5回以上の人では「ラーメン店」「定食屋」「牛丼店」が多かった。

外食するときの店舗選定時の重視点を問うと、昼食では、「価格」が71.7%でトップ。以下、「料理の味」が62.6%、「店へのアクセス」が35.3%、「メニューの内容」が32.1%、「行き慣れている店」が23.5%と続いた。

一方、夕食では、「料理の味」が69.9%で最多。次いで、「価格」が64.3%、「メニューの内容」が37.8%、「店へのアクセス」が37.4%、「メニューの種類(数)」が29.7%となった。「メニューの内容」「子供や家族と一緒に利用しやすい雰囲気」などの項目では、女性が男性を10ポイント以上上回った。