マイボイスコムは18日、「オンラインストレージ」に関したインターネット調査の結果を発表した。これによると、オンラインストレージを「詳しく知っている」は14.1%、「名前を聞いたことがある程度」は34%となり、オンラインストレージを「知らない」と回答している層は52%と、過半数に上ることがわかった。

オンラインストレージの認知率

また、オンラインストレージを知っているユーザーのうち、個人で利用している人は51.2%となった。そのうち、直近1年間で利用したことがあるオンラインストレージを尋ねたところ、Dropboxが11.9%と最も多く、続いてiCloudが11.3%、Googleドライブが9.5%となった。Evernoteが運営する「Evernote」は8.4%で5番目、Microsoftが運営するWindows標準のオンラインストレージ「SkyDrive」は7.5%で6番目となった。保存するものは「画像ファイル」が67.8%と最多で、「ドキュメントファイル(Word、Excel)」は43.8%となった。

直近1年間で利用したことがあるオンラインストレージ

一方、ンラインストレージを知っているユーザーのうち、個人で利用しているものはないと回答した層は46.2%に昇った。直近1年間に個人でオンラインストレージを利用したことがないユーザーに理由を尋ねたところ、「必要性を感じない」が46.5%と最も多かった。次いで「オンラインストレージをよく知らない」が21.8%、「セキュリティ・安全面に不安」が21.6%、「サービス内容がよく理解できない」が14.4%となっている。

オンラインストレージを利用しない理由

調査はアンケートモニター方式で、調査期間は2013年10月1日から同年10月5日。男性6,039名、女性6,082名の計12,121名から有効回答を得た。回答者の年代は10代が1%(86名)、20代が8%(952名)、30代が21%(2,620名)、40代が31%(3,782名)、50代が39%(4,681名)。