スズキは18日、小型乗用車「ソリオ」シリーズに一部改良を行い、低燃費と力強い走りを両立したという「デュアルジェットエンジン」と減速エネルギー回生機構「エネチャージ」を搭載した機種を設定して発売した。価格は138万2,850円~190万3,650円。
今回の一部改良により、「X-DJE」「S-DJE」「特別仕様車BLACK&WHITE II-DJE」「BANDIT-DJE」の2WD車は、デュアルジェットエンジンとエネチャージをはじめとするスズキグリーンテクノロジーの採用により、JC08モード燃費で従来アイドリングストップ車に対して約17%向上(+3.6km/L)となる25.4km/Lを実現。燃費の良い運転状態やエネチャージ作動時のエネルギーフロー、エコドライブ度の採点などを表示する専用メーターも採用されている。また、4WD車も全車にデュアルジェットエンジンが搭載され、燃費向上を果たしたとのこと。
エクステリアは、新デザインのフロントグリル、エッジを効かせたキャラクターラインを取り入れたフロントバンパー、新デザインのルーフエンドスポイラー、質感の高いLEDリヤコンビネーションランプ等を採用。インテリアでは、ブラック基調のインパネ、ドアトリム、ドアトリム表皮や、常時発光式メーター、一部グレードに立体的なストライプ柄を取り入れたブラック基調のシート表皮を使用し、上質感を演出している。
そのほか、挟み込み防止機構付ワンタッチパワースライドドアをはじめ、一部グレードに折りたたみ式のパーソナルテーブル、助手席シートヒーター、リヤヒーターダクトを採用して装備の充実も図られている。