オリンパスイメージングは、11月29日に発売予定の交換レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」が、発売当初は十分な数量を確保できない見込みであると発表した。
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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROは、マイクロフォーサーズ規格準拠のプロ向けレンズ「M.ZUIKO PRO」ブランドの第一弾製品。2013年9月に発表され、11月29日に発売される予定となっていた。十分な数量を確保できない理由として同社では、予想を超える予約があったため、としている。
ズーム全域で開放F2.8を実現している点や、アウトドアでも安心して使用できる防塵防滴設計が特徴。リニアモーター駆動方式の独自技術「MSC(Movie & Still Compatible)機構」により、「OLYMPUS OM-D E-M1」と組み合わせでは高速&高精度のAFを行える。
主な仕様は、焦点距離が12~40mm(35mm判換算で24~80mm)、最大口径比がF2.8、最小口径比がF22。レンズ構成は9群14枚(EDレンズ×2、EDAレンズ×1、HRレンズ×2、HDレンズ×1、DSAレンズ×1、非球面レンズ×2)、絞り羽枚数は7枚(円形絞り)、画角は84-30度、最短撮影距離は0.2m、最大撮影倍率は0.3倍、最近接撮影範囲は58×55mm。フィルター径は62mm、本体サイズは最大径が69.9mm、全長が84mm、重量は382g。
希望小売価格は112,350円となっている。