俳優の水嶋ヒロが主演を務め、女優の剛力彩芽、山本美月、優香らが出演する映画『黒執事』(2014年1月18日公開)の予告編が18日、公開された。

映画『黒執事』で主演を務める水嶋ヒロ

原作は、月刊『Gファンタジー』(スクウェア・エニックス刊)で2006年から連載中の枢やなの同名コミックで、水嶋にとって俳優復帰第1作目となる作品。水嶋は、知識、教養、立ち居振る舞い、料理の腕前から戦闘能力に至るまで、すべて完璧で冷酷な美しい執事・セバスチャン役で、3年ぶりの主演に挑む。そのセバスチャンと見事なコンビネーションを見せる主人・幻蜂清玄(汐璃)役には、初の男装の麗人役となる剛力彩芽。そのほか、清玄の叔母・華恵役に優香、幻蜂家の使用人・リン役に山本美月、遺体運搬人の葬儀屋ジェイ役に栗原類といった豪華俳優陣が名を連ねる。

「"あの日"から私は、坊ちゃんの忠実なる下僕(しもべ)。あなたが願うなら、どんなことでも致しましょう」という、セバスチャンの語りからはじまる今回の予告編。冒頭から、複数の敵を一挙になぎ倒す、迫力のシーンがスタート。クランクインの4カ月前からトレーニングに励んでいたという水嶋の動きは、原作におけるセバスチャンをリアルに演じることへのこだわりが垣間見られる。さらに終盤では、「さて、覚悟はよろしいですね」のセリフから、怒涛のアクションが展開。

また、通称「悪魔の呪い事件」と呼ばれる"連続ミイラ化怪死事件"と、時を同じくして起こった少女の失踪事件を結ぶ「黒い招待状」の存在についても描写。招待状に刻まれた刻印は、幻蜂清玄(汐璃)が抱える"壮絶な過去"にも結びつく。時間、場所を隔てて起こる複数の事件の黒幕とは。セバスチャンが清玄に仕える目的とは。張り巡らされた伏線と、数々のアクションシーンが『黒執事』の豪華な世界観を形作る。