ソニー銀行は15日、新たに6ファンドを取り扱い投資信託に加え、販売を開始した。このたび販売を開始するファンドは、NISA(少額投資非課税制度)の制度設計にも適したファンドを中心にセレクトしたとしている。
バランスファンドで積み立てプランでも人気が高いという「世界経済インデックスファンド」の兄弟ファンドや、販売額ランキング上位の常連ファンドと同じ運用方針で分配頻度を年1回としたファンドなど、計6本を追加した。
ソニー銀行は、顧客の多様な資産運用ニーズに応えるため、引き続き投資信託の商品ラインアップを強化していくとしている。
新規取扱いファンド
世界経済インデックスファンド(株式シフト型)/(債券シフト型)
- 日本・先進国・新興国それぞれの世界のGDP総額に対する構成比率を参考に投資比率を決定し、インデックスファンドを通じて幅広い分散投資を行う。株式シフト型は概ね債券25%・株式75%、債券シフト型は概ね債券75%・株式25%に投資。外貨建資産については原則として為替ヘッジを行わない。年1回決算。「世界経済インデックスファンド(株式シフト型)」「世界経済インデックスファンド(債券シフト型)」「世界経済インデックスファンド」の3ファンド間でスイッチングが可能
ダイワ日本国債ファンド(年1回決算型)
- 日本の国債に投資し、残存期間の異なる債券の利息収入を幅広く確保することを目指す。原則として、最長15年程度までの国債を各残存期間ごとにほぼ同程度の投資金額となるように組入れ、また国債の組み入れは高位を保つ。年1回決算
フィデリティ・US ハイ・イールド・ファンド(資産成長型)
- 主に米ドル建て高利回り事業債(ハイ・イールド・ボンド)を中心に分散投資を行い、高水準の利息等の収入を確保するとともに、値上り益の追求を目指す。フィデリティのアナリストによる独自の企業調査情報を活用した個別企業の信用分析とポートフォリオ・マネージャーによる「ボトム・アップ・アプローチ」を重視した運用を行う。原則として為替ヘッジは行わない。年1回決算
ダイワ・US-REIT・オープン(年1回決算型)為替ヘッジなし
- 米国のリート(不動産投資信託)に投資し、配当利回りを重視した運用により信託財産の成長を目指す。リートの運用は、コーヘン・アンド・スティアーズ・キャピタル・マネジメント・インクが行う。原則として為替ヘッジは行わない。年1回決算
楽天日本株トリプル・ベアII
- わが国の株価指数先物取引(売建て)を積極的に活用し、日々の基準価額の値動きが日本株式市場全体の日々の値動きの概ね3倍程度反対となることを目指す。したがって、同ファンドの基準価額は、株式市場全体が下落する際には大きく値上がりするが、株式市場全体が上昇する際には大きく値下がりする。「楽天日本株トリプル・ブル」、「楽天日本株トリプル・ベア」「楽天ブルベア・マネープール」とのスイッチングが可能