フォルクスワーゲン グループ ジャパンは23日から一般公開される「第43回東京モーターショー2013」にて、伝統的な限定車「ザ・ビートル・レーサー」を出品する。ウェブサイトで購入希望申込みの受付を開始することも発表した。

「ザ・ビートル・レーサー」

ビートルには、1973年に3,500台のみ生産された「GSR」(ドイツ語の「Gelb-Schwarze Renner」、英語では「Yellow / Black Racer」の頭文字)というモデルがあり、今回の限定車は40年ぶりにこの伝説的なモデルを復活させたものとなる。「GSR」と同じ3,500台のみの限定販売だという。

エクステリアは、サターンイエローのボディにブラックの太いストライプが入った大胆なデザインを採用。両サイドの「Turbo」ロゴ、標準仕様より3インチ大きい10本スポークの19インチアルミホイール、シルバーブレーキキャリパーなど、スパルタンなエクステリアとなっている。エンジンは、「ザ・ビートル・ターボ」と同じ2リットルTSIエンジンで、6速DSGトランスミッションとの組合せ。インテリアは専用のグレー&ブラックのファブリックスポーツシートや、シリアルナンバーが刻印されたプレートと黄色いステッチが入った専用のレザー3本スポークステアリングホイールなどを標準装備する。

同車は東京モーターショーにも出品され、終了後は名古屋、大阪、福岡で開催されるモーターショーにも展示する予定。専用ウェブサイトも公開して購入希望申込みを受け付ける。日本国内の販売台数は限定100台で、価格は394万円。