女優の武井咲と俳優の伊勢谷友介が15日、東京・千代田区のKITTEで行われた「ICONS OF HERITAGE―受け継がれるアイコン」展の開催記念イベントに出席した。
グッチが24日まで開催中の同展では、1921年のブランド創設から90年以上の歴史の中で誕生したトランクやバンブーバッグ、スカーフなどのアイテムを展示。また、ラグジュアリーブランドとしては日本初の試みとなるKITTE限定の80円切手シート「グッチ チャリティ スタンプ」を販売する。売上金額は、東日本大震災で被災した子どもたちの就学支援活動へ寄付する予定となっている。
グッチのストライプコートにハイヒールというファッションで登場した武井は、切手を手に「贈り物としてもらってもうれしい。名古屋の同級生に手紙を書きたい」と笑顔を見せ、「就学支援も出来て素晴らしい。私も来月、20歳になるので社会に貢献したい」と今回の試みに感嘆。一方、自身も「元気玉プロジェクト」と題して復興支援活動を行なっており、「切手とは思えないくらい可愛い。使うのがもったいない」と顔をほころばせた伊勢谷は、9月にグッチの社長と話す機会があったそうで、「モノづくりの精神や教育支援の話をして、その想いや行動に共感しました」と感銘を受けた様子だった。
イベント終了後、報道陣の取材に応じた武井は、大人っぽいファッションに「明るく上品な感じ。羽織るタイプが最近好きなので、コートがワンピースみたいで良いですね」と満足げ。手紙に関し、「言葉では伝えられない特別なときや感謝を伝えるときに、手紙で気持ちを伝えます。ラブレターは無いです」と語った武井は、「仕事に慣れてしまった部分があったときに、母から手紙で『周りの人に感謝しなさい』と言われて目が覚めた。自分が忘れていたことだったので、心に沁みました」とエピソードを披露。そんな武井は、来月、20歳の誕生日を迎えるが、「オシャレして綺麗なお店で食事したい。母とワインで乾杯したいです」と楽しみな様子だった。
また、伊勢谷は14日にツイッターで自転車が盗まれたと報告しており、報道陣に問われると「探すの手伝ってくださいよ~」と苦笑いで会場を後にした。