徐々に寒くなってきた今日この頃。あなたの愛猫はいかがお過ごしでしょうか? 今回は、寒さが苦手な猫ちゃんたちのために、寒さ対策をご紹介します。日中、猫をお留守番させている飼い主さんも多いかと思われますので、今回紹介する寒さ対策は、すべて電気を使わないものに限定します。
シニア猫や子猫、病気を持っている猫ちゃんは抵抗力があまりありません。十分あたたかくしてあげましょう。
猫用毛布
一番手軽なのは、何といっても猫用毛布を使用することでしょう。値段はまちまちですが、手ごろなものだと1,000円以内で買うことができます。
飼い主さんが毛布で猫を優しく包んであげてもいいですし、賢い猫ちゃんならば、自分の寝床まで猫用毛布をくわえて持って行くこともあります。
また、毛布を愛猫に与えると、ゴロゴロと喉をならしながら前足でもみ始めることも。ウール・サッキング(wool sucking)という猫の行動です。その際、猫ちゃんの唾液が毛布に付着します。冬の間は、猫毛布を毎日使うことになる可能性が高いです。定期的に洗濯して、清潔に保ちましょう。
中にもぐれるタイプの毛布
また、中に猫がもぐれるタイプの毛布も販売されています。保温性が高い製品ですので、こちらもあわせてオススメします。
ただし、中に猫がいることに気づかず踏んでしまうことのないよう、十分な注意は必要です。
ドーム型の猫ベッド
猫ベッドが家にあるという飼い主さんも多いでしょう。冬になったら、そのベッドとは別に、ドーム型の猫ベッドを用意しても良いかもしれません。
シンプルなドームのものもあれば、最近ではリンゴ型やミカン型、イチゴ型など、フルーツがモチーフになっているものも多数あり、目にも楽しい商品となっています。また、猫ちゃんに使ってもらう際は、ドームの上から更に毛布などをかけてあげると、より保温効果は高まります。
ただし、いくらドーム型の猫ベッドでも、窓際に置いてしまったのでは冷気にさらされてしまいます。可能であれば、部屋の真ん中などに置いてあげるようにしましょう。
同様に、フローリングから冷たさが伝わってしまうこともあるため、ダンボールなどを敷いて、その上にベッドを置くのも効果的です。
お湯を入れたペットボトル
猫のためのミニ湯たんぽを作ってあげるという方法もオススメです。ペットボトルの中にあったかめのお湯をいれ、タオルやフリースなどで巻き、猫がよくいる場所に置いておくだけです。
人間用の湯たんぽでも問題はありませんが、ペットボトルの方が猫ちゃんの小さな体に合ため、小さめの方が好まれるかもしれません。
カイロもオススメ
湯たんぽを手作りする時間がない!という飼い主さんには、カイロを使用することをオススメします。もちろん、ヤケドしないよう、あるいは猫がかじらないよう、タオルで包んだりカイロケースに入れる必要があります。
ドライヤーは使ってはいけない
ごくまれに、ドライヤーの温風で猫ちゃんをあたためようとする猫オーナーさんもいるようですが、ドライヤーの大きな音と風で猫ちゃんが驚いてしまう危険性も。シャンプーした後以外は、ドライヤーは使わないほうが良いでしょう。
一番あったかいのは猫団子!
いかがでしたか?大切な愛猫が体調を崩さないよう、今年の冬もあたたかく過ごせたらいいですね。とはいえ、いろいろ紹介いたしましたが、やはり一番暖をとれるのは、猫団子かもしれません。多頭飼いのお家ではよく見られる冬の風物詩ですね。猫たちにとっては、お互いがあたたかい抱き枕なのでしょう。
(画像提供:猫ブログNumber40)